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はなまる天使の体験記

現役看護師の日常

病は気から

私のたった12年の経験ですが、

看護師として働いてきて思ったことは
病気の方の回りの方、つまり
介護されている人は、
なんだか生き生きされている人が多い
 
なんでだろう
 
ずっと思ってました
 
ただ単に健康と言うわけではなさそうです
 
あるご夫婦を長年見ていてわかったような
気がします
 
 
奥さんはとてもきれいな方で芸能人で言うと
芯が強そうで、口数の少ない上品で
本当にかっこいいおば様
 
うちの病院には骨粗鬆症の治療で週一の割合で
来院されてました
 
たまに、お休みの日、近所のマックで見かけました
一人で窓の外を見ながら足を組んで
煙草をふかしてましたね
ブラックコーヒーを片手に
 
それがなんとも絵になると言うか
こんな年の取り方ができたら最高だな
と、声もかけずこっそり見たりしてました
 
そのご夫婦は奥さんの方が15歳年上でした
奥さんが75歳で旦那さんが60歳
ちょうど定年を迎えられた年でしたね
 
奥さんの体調が悪くなり、食事がとれなくなると
一気にレベルが落ちてしまい、
車イスを使うようになりました
 
それまでのお二人は、どちらかと言うと
旦那さんを子供扱いしてる、お母さん
そう言う関係性だったと思います
 
奥さんには逆らえない、逆らわない
絶対の存在感
 
しかし、それを心地よいと感じてる旦那さん
ちょくちょく体調をくずし面倒見てもらってました
 
 
すごくいいバランスでしたね
 
それが、奥さんが病気になると
俄然、元気ではつらつとし始めた旦那さん
 
あ、あれ?
ずっと病気だったのに?どしたの?
 
 
 
てきぱきと介護をこなし、笑顔で
お世話に励み、介護の勉強もされ、
本当に生き生きしてました
 
奥さんの世話をしたくてたまらない
そんな印象
 
それを見て奥さんは
うっとおしそうにしてた(笑)
でも、きっと嬉しいはず
私たちの前での照れ隠し
 
立場逆転してしまいました。
 
でも、誰かの役に立つ、必要とされる
それだけで人は動けるんだと思う
 
病気になってる暇はないし、色々忙しい
 
 
反対に人は役割がないとダメになっちゃうのかもね
 
 
それから、色んなご夫婦を見てきましたが
やはり、どちらかが病気の時は
片方がいきいき楽しそうに介護されてる
 
みんながみんなそうではないけど、
元気なとき、優しかった人には
それだけみんな尽くしてると思います
 
 
運命の赤い糸で結ばれたご夫婦は二人でひとつ。
お互いのできないことを埋められるって
元気なときにどれだけ相手のことを
大事にしてきたかにかかってますよ
 
今からでも遅くない
 
情けは人のためならず
 
パートナー&子供&兄弟&ご近所さん
誰に迷惑をかけるかわからない
できるだけやさしくしときましょw
 
 
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